2020年05月31日 0530 小さなトンボ池にて 今日もちょっとだけ越境、ゴメンナサイ。ここでもキアシドクガは多く飛んでいるが、ご近所ほどではない気がした。代わりに多かったのがこのツマキシロナミシャク。シロテンツマキリアツバ、約30mm、幼虫食草はキブシやゴンズイとあった。ご近所ではあまり見ないミスジチョウが吸水に来ていた。ヒメキマダラセセリ、これもご近所では珍しい。ただのモンシロチョウだが、清楚で美しい。ヒオドシチョウ蛹小さなトンボ池ではヨツボシトンボが元気に飛び回っていた。常連さんによると、四年ぶりに復活したという。クロスジギンヤンマが産卵に来ていた。クロスジギンヤンマ♂も時々巡回、そして珍しく休止。こんなに近くで見たのは初めて、ブルードットが美しい!コサナエも元気にテリトリーを守っていた。クロスジギンヤンマにも向かっていく。ホソミイトトンボも産卵。これもブルーが美しい。あんなに会いたかった橙翅カワトンボがココでは主流。少数派透明翅のペア。クロイトトンボもいた。小さいながらもココはトンボの楽園。ミツデカエデのポイントでは例年のようにファウストハマキチョッキリが見られてひと安心。
2020年05月29日 0529 ガガさまなど 日向ではもはや熱中症や夏バテのシグナルを感じる陽気である。サルトリイバラの葉裏にルリタテハ幼虫を見つけた。だが何か様子が変である、白いマユのようなものを抱えている。帰宅後に調べてみたら、コマユバチに寄生されていたようだ。終齢幼虫のまま生かされて、蛹になることなく死んでしまうらしい。マユからは数十匹以上のコマユバチが発生することもあるらしい。綺麗なウラギンシジミ♂が飛んできた。一化というやつか。久しぶりに公園トイレをのぞいてみたら、ガガさまが多くいた。今日はセスジナミシャクとスジベニコケガの日のようだ。セスジナミシャクスジベニコケガウストビモンナミシャクキベリトガリメイガ?キマダラミヤマカミキリなどもいた。蜘蛛のつもりで撮ってみたら、ゾウムシだった。観察仲間SHさんのブログから、オオミスジマルゾウムシと判明。(SHさん拝借しました。)蝶たちに人気のウツギに行ってみた。今日はツマグロヒョウモン♂とヒメアカタテハが来ていた。自粛解除をうけて、カワセミスポットではカメラマンさんが多くなっていた。丁度よく、魚をくわえたカワセミがとまって、一斉にシャッター音。馴染みのカメラマンさんにも久々に会った。最後に栗の木を見渡してみたが、ゼフィは見当たらず。キイロトラカミキリ若く元気の良い、テングチョウ本日のゼフィは小さめのウラナミアカシジミ一頭のみ、ミズイロオナガには出会えず。
2020年05月28日 0528 ちょっと越境 本日はヨツボシトンボとアオイトトンボ、ミズイロオナガシジミあたりを探しに…公園駐車場をパトカーが巡回中。…すいません、ちょっと越境しました。ミドリシジミの斜面では下草が刈られ、その気配なくキアシドクガが例のごとく漂っていた。いろいろ見られる斜面でもシロコブゾウムシのみ。なかなかスタイリッシュな、ウスキツバメエダシャクキタテハ葉っぱの上に鮮やかオレンジ、カメノコテントウの前蛹?だろう。ヒトツメカギバ久しぶりの、ヒゲコメツキゼフィルスはアカシジミ一頭のみ。数的に今期のゼフィは非常にさびしい状況だ。アザミにウラギンヒョウモンが来ていた。トンボ池では草(葦?)がまだ伸びておらず、不明大型トンボが一頭巡回しているだけだった。端っこの原っぱでハラビロトンボが数頭待機していた。
2020年05月26日 0525 カワトンボ橙翅 カワトンボのオレンジ翅のコを未だ見ていないので必要必急で出かけてみた。蜘蛛の糸がからんだカワトンボ♀に出会ったが相変わらず数が少ない。偶然出会った方と話をしたら、「いますよ〜」とご親切にも案内してくださった。民家の敷地内なので、知り合いでなければ入れない場所だった。もうかなり粉を吹いたコだったが、ようやく出会えた。未確認ながら、サナエも産卵に来ていた。話をしてみると自宅近所にお住いの方だった。Oさん、ありがとうございました。………ウラゴマダラシジミが出現するところへ…数頭の飛翔を確認したが、我々には撮影は無理と判断し、帰りがけに別のイボタ付近を見てみると、何と休止しているコを発見!しかも一瞬であるが少しだけ開翅してくれた。いつもとは別のルートを歩いてみたら、ユキノシタの群落があったり、新しい発見があった。ヤマトエダシャク、開翅40mmほど。
2020年05月24日 0524 サラサヤンマ いつもは空いている霊園公園、今日はお彼岸のように人がたくさん。車で行ける公園の閉鎖も多いので、子供づれは自粛生活に難儀しているのかもしれない。しかし里山の方まで足をのばす家族は少ないようで幸い?である。Top of the world〜てっぺんから下界を見下ろす小さい虫たち。本日のショットは人工物がらみでちょっと面白い。コフキゾウムシ、ボルト上の図。小さいモンクチビルテントウが渋イエローの葉っぱ裏。休止するサラサヤンマを初めて撮ることができた。ホバ中もなんとか。ホバリングしながら結構人の近くまで寄ってくるのだが今まで捉らえることができていなかった。朝の準備体操タイムだったのかもしれない。セアカツノカメムシが多数みられた。くるりんしているのは、フタスジヒラタアブ幼虫であろうか、直角のカドにいることも多い。ヒメアシナガコガネ?が数頭。泥付きのコもいたので、今日の陽気で出てきたのかもしれない。コメツキは多くみられるが、模様のあるコはめずらしい。オオシモフリコメツキ。ゼフィルスは見られなかった。もっと早朝に行かなければ…であるが、蝶おじさんも数の少なさを心配されていた。