こごみ散歩2

日々の散歩での自然観察など

2020年05月


今日もちょっとだけ越境、ゴメンナサイ。


ここでもキアシドクガは多く飛んでいるが、ご近所ほどではない気がした。
代わりに多かったのがこのツマキシロナミシャク。
05301006_tumakisironami



05301007_sirotentumakiatuba
シロテンツマキリアツバ、約30mm、
幼虫食草はキブシやゴンズイとあった。


05301025_misuzi
ご近所ではあまり見ないミスジチョウが吸水に来ていた。


05301026_himekimadara
ヒメキマダラセセリ、これもご近所では珍しい。


ただのモンシロチョウだが、清楚で美しい。
05301027_monsiro



05301028_hiodosi
ヒオドシチョウ蛹




小さなトンボ池ではヨツボシトンボが元気に飛び回っていた。
05301036_yotubosu
常連さんによると、四年ぶりに復活したという。


クロスジギンヤンマが産卵に来ていた。
05301038_kurosuji


クロスジギンヤンマ♂も時々巡回、そして珍しく休止。
05301048_kurosuji
こんなに近くで見たのは初めて、ブルードットが美しい!


コサナエも元気にテリトリーを守っていた。
05301049_kosanae
クロスジギンヤンマにも向かっていく。


05301050_hosomi
ホソミイトトンボも産卵。


05301051_hosomi
これもブルーが美しい。


05301052_kawatonbo
あんなに会いたかった橙翅カワトンボがココでは主流。
少数派透明翅のペア。


05301053_kuroito
クロイトトンボもいた。
小さいながらもココはトンボの楽園。




ミツデカエデのポイントでは
例年のようにファウストハマキチョッキリが見られてひと安心。
05301152_faust


05301153_faust




日向ではもはや熱中症や夏バテのシグナルを感じる陽気である。


サルトリイバラの葉裏にルリタテハ幼虫を見つけた。
05281055_rurita-kisei
だが何か様子が変である、白いマユのようなものを抱えている。

帰宅後に調べてみたら、コマユバチに寄生されていたようだ。
終齢幼虫のまま生かされて、蛹になることなく
死んでしまうらしい。
マユからは数十匹以上のコマユバチが発生することもあるらしい。



綺麗なウラギンシジミ♂が飛んできた。
05281113_uraginsi
一化というやつか。



久しぶりに公園トイレをのぞいてみたら、ガガさまが多くいた。
今日はセスジナミシャクとスジベニコケガの日のようだ。
05291204_sesujinami
セスジナミシャク


05291205_sujibenikoke
スジベニコケガ


05291206_usutobimonnami
ウストビモンナミシャク


05291211_kiberitogaimeiga
キベリトガリメイガ?

キマダラミヤマカミキリなどもいた。


05291221_fumei zo
蜘蛛のつもりで撮ってみたら、ゾウムシだった。
観察仲間SHさんのブログから、
オオミスジマルゾウムシと判明。
(SHさん拝借しました。)


蝶たちに人気のウツギに行ってみた。
今日はツマグロヒョウモン♂とヒメアカタテハが来ていた。
05291222_tumagurohyo


05291226_himeaka



自粛解除をうけて、カワセミスポットでは
カメラマンさんが多くなっていた。

丁度よく、魚をくわえたカワセミがとまって、
一斉にシャッター音。
05291242_kawas
馴染みのカメラマンさんにも久々に会った。


最後に栗の木を見渡してみたが、ゼフィは見当たらず。
05291315_kiirotora
キイロトラカミキリ


05291317_teng
若く元気の良い、テングチョウ


05291344_uranamiaka
本日のゼフィは小さめのウラナミアカシジミ一頭のみ、
ミズイロオナガには出会えず。



本日はヨツボシトンボとアオイトトンボ、
ミズイロオナガシジミあたりを探しに…
公園駐車場をパトカーが巡回中。
…すいません、ちょっと越境しました。


ミドリシジミの斜面では下草が刈られ、その気配なく
キアシドクガが例のごとく漂っていた。


05281054_sirokobu
いろいろ見られる斜面でもシロコブゾウムシのみ。



05281106_usukitubameeda
なかなかスタイリッシュな、ウスキツバメエダシャク



05281108_kitate
キタテハ



05281121_kamenokotent
葉っぱの上に鮮やかオレンジ、
カメノコテントウの前蛹?だろう。



05281124_hitotumekagiba
ヒトツメカギバ



05281130_higekome
久しぶりの、ヒゲコメツキ



05281209_akasi
ゼフィルスはアカシジミ一頭のみ。
数的に今期のゼフィは非常にさびしい状況だ。



アザミにウラギンヒョウモンが来ていた。
05281219_uraginhyo


05281223_uraginhyo



トンボ池では草(葦?)がまだ伸びておらず、
不明大型トンボが一頭巡回しているだけだった。


端っこの原っぱでハラビロトンボが数頭待機していた。
05281327_harabi_fm


カワトンボのオレンジ翅のコを未だ見ていないので
必要必急で出かけてみた。

蜘蛛の糸がからんだカワトンボ♀に出会ったが
相変わらず数が少ない。

偶然出会った方と話をしたら、
「いますよ〜」とご親切にも案内してくださった。

05251337_kawat
民家の敷地内なので、知り合いでなければ
入れない場所だった。


05251342_kawat_orange
もうかなり粉を吹いたコだったが、ようやく出会えた。

未確認ながら、サナエも産卵に来ていた。

話をしてみると自宅近所にお住いの方だった。
Oさん、ありがとうございました。

………

ウラゴマダラシジミが出現するところへ…


数頭の飛翔を確認したが、我々には撮影は無理と判断し、
帰りがけに別のイボタ付近を見てみると、
何と休止しているコを発見!
05251349_uragoma


しかも一瞬であるが少しだけ開翅してくれた。
05251355_uragoma



いつもとは別のルートを歩いてみたら、
ユキノシタの群落があったり、新しい発見があった。

05251444_yamatoeda
ヤマトエダシャク、開翅40mmほど。



いつもは空いている霊園公園、
今日はお彼岸のように人がたくさん。

車で行ける公園の閉鎖も多いので、
子供づれは自粛生活に難儀しているのかもしれない。

しかし里山の方まで足をのばす家族は
少ないようで幸い?である。


Top of the world〜てっぺんから下界を見下ろす小さい虫たち。
本日のショットは人工物がらみでちょっと面白い。
05241004_kofuki
コフキゾウムシ、ボルト上の図。



05241005_monkutibiru
小さいモンクチビルテントウが渋イエローの葉っぱ裏。



休止するサラサヤンマを初めて撮ることができた。
05241007_sarasa


ホバ中もなんとか。
05241013_sarasa
ホバリングしながら結構人の近くまで寄ってくるのだが
今まで捉らえることができていなかった。
朝の準備体操タイムだったのかもしれない。


05241022_seaka fm
セアカツノカメムシが多数みられた。



くるりんしているのは、フタスジヒラタアブ幼虫であろうか、
直角のカドにいることも多い。
05241024_futasujihirata




05241044_himeasinagakogane
ヒメアシナガコガネ?が数頭。
泥付きのコもいたので、今日の陽気で出てきたのかもしれない。



コメツキは多くみられるが、模様のあるコはめずらしい。
オオシモフリコメツキ。
05241045_simofurikome



ゼフィルスは見られなかった。
もっと早朝に行かなければ…であるが、
蝶おじさんも数の少なさを心配されていた。



↑このページのトップヘ